当社は、大都市やマスマーケットの視点には無い、産地のビジョンと視点、中小規模の経済論理・競争原理に基づく視点や発想から「農業と食、地域資源」を考える企業です。
地域支援に必要なことは、一方的な立場や見解にもとづく歪んだ地域支援ではなく、双方向多面的な視点での取り組みが必要であると考えます。参加型で枠の無い柔軟な連携と、知恵の結集により生み出された取り組みこそ、継続性のある地域活性の原動力となります。
当社のプロデュース事業は、そのような考え方に基づき取り組む、地域活性への具体的なアクションです。
当社では、ろまんちっく村という経営資源を通じて、「農業と食、新しいファームツーリズムの提案」というコンセプトのもと、食農支援事業やエコアクションを通じた、地域資源や地域経済の活性化に寄与するべく取り組みを実施しております。ここでは、主要な取り組みについてご紹介致します。
@AGRIプロジェクト

当社では、様々な個人・団体・企業・地域行政・学校等との連携により食と農を通じた地域活性を行っております。
今後においても数々の支援プロジェクトを企画立案し、地域の皆様との連携とともに、新しいアクションをおこしてまいりたいと考えております。
下記に、@agriプロジェクトアクションの一例をご紹介させていただきます。
主要なプロジェクトの事例

■さいたま新都心ファーマーズマーケット
当社は、さいたま新都心「けやきひろば」において、都市住民への顔の見える食材の提供を目的として、株式会社さいたまアリーナ様の協力の下、栃木や埼玉の生産者との連携により産直デリバリー・出張マルシェの展開「ファーマーズマーケットINけやきひろば」を展開。
平成20年6月より毎月第4日曜日(11月~3月を除く)において実施しております。
■生消協働型コミュニケーションチャネルの展開
当社は、生産者・料理人・流通事業者・消費者による協働組織を編成し、相互のノウハウや意識の共有とサポートにより、商品開発から中規模流通、援農、マーケティング、体験事業、イベント等を行う、コミュニケーション型の新しいチャネルを展開しております。なおこの度、このチャネルを通じて宇都宮市の名誉農業士・女性農業士との連携により、地域資源を活用した商品開発を行うプロセスが平成21年6月において農林水産省関東農政局及び経済産業省関東経済産業局による「農商工連携第4号認定」を受けました。
■産学連携プロジェクト
当社では、産学連携プロジェクトの第1号として、宇都宮白楊高等学校との連携により高校生の製造した農産加工品(米粉菓子類)の常設販路拠点として当社店舗を活用しております。単なる店舗販売のみではなく、高校生達の商感覚を養うため、放課後や休日には生徒自身が販売活動や納品を行い、学習の場として機能しております。
■里山づくりプロジェクト

当社では、ろまんちっく村46ヘクタールの有効的な活用と地域ブランド化推進のため、周辺農業資源を活用した里山づくりをはじめております。
ろまんちっく村からのエコアクション
当社の運営する「ろまんちっく村」では、ご利用者の皆様に快適に過ごしていただくための配慮と同様に、少しでも環境に配慮した運営を心がけております。
現在では、下記の取り組みを実践させていただいております。
主要なエコアクションの事例
■フードマイレージ削減への取り組み

「ろまんちっく村」では、レストランで取り扱う食材については、極力「地産地消」、「旬産旬消」の考え方で季節毎のメニュー作成を実施しております。これは、季節折々の食の楽しさや文化をお客様にお伝えしたい気持ちからでありますが、一方では、フードマイレージの削減というエコアクションにつながることでもあります。
■リサイクルループ(資源循環型経営)
「ろまんちっく村」では、直売部門における当日販売出来なかった生鮮品は二次加工しております。また、レストランや店舗での食品残さについては、ろまんちっく村内のリサイクルプラントで堆肥化を行い、農場における新たなる生産へ使用する。このような再資源化プロセスを実施しております。
また、レストラン部門で使用した食用油についても、外部リサイクル工程による燃料化へ寄与させていただいております。
■宇都宮市エコ認定レストラン&ショップの認定
当社が「ろまんちっく村」で運営しておりますレストラン5店舗及びショップ3店舗について、ゴミの発生抑制並びに再資源化活動における一定の基準をクリアし、宇都宮市において平成21年6月においてエコレストラン認定、同7月にエコショップ認定の公式認定を受けております。
フードアクションニッポン推奨パートナー
当社は「フードアクションニッポン」の推奨パートナーです。
当社は、平成21年7月よりFOOD ACTION NIPPONの推奨パートナー企業として登録し、食糧自給率改善への企業的な取り組みとして、この@AGRIにおける活動強化を図ってまいります。
地域経済の発展は、その地に根ざす地域資源や文化をきちんと把握し伝えることが要です。当社では、当社の経営する「ろまんちっく村」における年間100万人の利用顧客をはじめ、独自の産直システム、販売店舗を活用した栃木県における「地域商社機能」と、当社のノウハウを活かした支援コーディネート機能を2本柱に、地域プロデュース事業を展開しております。
地域商社機能:農産物・地域資源・地域ブランド商材等の開発と販路支援等

当社では、直営販売店舗やレストランをはじめとした独自の販路と地域連携ネットワークにより、食材・農産物をはじめとした様々な地域資源や地域ブランドの商品開発、販路支援(BtoC、BtoBいずれにも対応)を行っております。
当社は「栃木県」の地域商社として、栃木の地域資源を全国に発信し、全国の地域資源を栃木県に展開しております。
支援コーディネート機能:地域おこし・事業経営革新支援等

昨今の不確実性の高い経済状況下において、必ず成長しつづけるというビジネスモデルはあり得ません。時代を読みとり、常に柔軟な変化と、戦略的な差別化を図る迅速な意志決定が成長のキーワードといえます。
当社では、独自に蓄積したノウハウと地域連携ネットワークを活用し、活性化支援等のお手伝いなども行っております。
経済産業省「にっぽんe物産市プロジェクト」への参画
当社は、地域プロデューサープラットフォームである、経済産業省「にっぽんe物産市」プロジェクトへ参画しております。
このプロジェクトにおいて、当社は栃木県地区の地域プロデューサーとして、県内の良質な地域産品の発掘を積極的に行い、当社の独自販売網をはじめ、大都市圏のエージェントネットワーク、各地域プロデューサーとの連携交流において販路の拡大に努め、栃木の良質な地域資源を全国に紹介し、また、全国の良質な地域資源を栃木に紹介する役割を果たしております。